「DXツールを導入したい!」役に立つDXツールと選定するポイントをご紹介
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、企業がデジタル技術を活用し、製品やサービス、業務プロセスやビジネスモデルを変革を意味する用語です。
上手に導入することで、顧客サービスを向上したり、他社と比較し優位に立つなど、大きな可能性を秘めています。しかし、DXはある程度の費用がかかってしまうため、担当者の責任は重大です。
ここでは、これからDX導入を目指す方に向け、DXとは何か、導入の目的、選定のポイントや注意点を解説します。
- 1 DXで役に立つツールとは?
- 2 DXツールを導入する目的とは?
- 2-1 ビジネスモデルの変革
- 2-2 レガシーシステムの刷新
- 2-3 生産性の向上
- 3 DXツールを選定するポイント
- 3-1 ツールの操作がしやすいか
- 3-2 サポート体制は充実しているか
- 3-3 コストは適切か
- 3-4 更新頻度
- 4 注意点
- 4-1 ツールの導入がゴールではない
- 4-2 社内サポートはしっかりと
- 5 まとめ
DXで役に立つツールとは?
日本でDXが注目されはじめたのは、2018年に経済産業省が推進を決めた頃からです。
補助金や助成金など次々施策が打ち出され、急速に注目度は高まりました。
現在では、電子契約サービス、オンライン会議システム、人事管理システム、タスク管理ツール、ビジネスチャットツールなど多数のシステムがDXツールが流通しています。
これらのツールは、業務の効率化、コミュニケーションの改善、データ管理の最適化など、多岐にわたるメリットを提供します。
中小企業が導入しやすい高機能かつ安価な製品も増え、導入のハードルは年を追うごとに下がっています。
DXツールを導入する目的とは?
ビジネスモデルの変革
ビジネスモデルの変革とは、会社がお金を稼ぐ方法を根本から見直すことを意味します。
例えば、実店舗だけで運営していた企業がオンラインショップを展開するのは、DXにおいて最もわかりやすい実例です。
事業に関連するニュースサイトを立ち上げ、自社サイトに誘導したり、広告収入やポータルサイト掲載料を得る例もあります。
ビジネスモデルの変革は、新規顧客の獲得や売上アップを期待できます。
DXツールを活用して、今までになかった新しい方法でビジネスを行うことが、この変革のポイントです。
レガシーシステムの刷新
「レガシーシステム」とは、古くから使われてきたシステムのことです。
これらは現在の機能を満たさないばかりか、保守管理に維持費を取られ、企業の足枷となっているケースがしばしばあります。
こうしたツールを最新の技術に入れ替えるというのも、DXの一例です。古いシステムを新しくすることで、業務プロセスや生産性向上が期待できます。
生産性の向上
DX導入において最も多い目的が生産性の向上です。
繰り返しなど単純作業はロボットが最も得意とするところです。
大がかりな産業用ロボットはもちろん、データ入力やタスク管理などもソフトウェアで自動化できる領域も増えてきました。
また、ChatGPTをはじめとする生成AIの登場により、知的労働も効率化の流れを見せています。
専用の学習モデルを提供する企業もあり、DXが生産性向上において活用される例は今後さらに増えそうです。
DXツールを選定するポイント
DXツールを上手に導入するためのポイントをご紹介します。
3-1 自社の目的に合ったツールか
DXツールを選ぶ時は、自社の目標をはっきりさせましょう。
新しいサービスを始めたいのか、効率化を目指しているのか、あるいはサービス品質を向上するのか。
その目的にフィットするツールを選ぶことが大切です。
無駄な投資は会社にもご自身にもマイナスです。
ツールの操作がしやすいか
導入ツールは、想定する利用者のレベルに合ったものが望ましいです。
社内SNSやチャットボットのように利用範囲が広い場合、ITに詳しくない人でも簡単に使えるものが望ましいです。
また、使いやすさを確かめるためにも、事前にデモ版で試すなどして、実際の操作感をチェックしましょう。使いにくいツールは、導入後の浸透が困難です。
サポート体制は充実しているか
サポート体制の充実度もチェックしましょう。
トラブルが起きた時や使い方が分からない時に素早く対応してくれるサービスが望ましいです。
対応言語も重要です。海外ツールの場合、日本語サポートが存在しないorサポートが弱い可能性があります。
コストは適切か
ツールの導入には初期投資だけでなく、維持費用も考慮する必要があります。
予算内で最適なツールを選ぶためにも、複数の提供元から見積もりを取り、コストパフォーマンスを比較しましょう。
更新頻度
ツールの更新頻度は、新しい機能の追加やセキュリティ対策に直結します。
社内情報の漏えいは甚大な被害を及ぼします。定期的なアップデートやセキュリティ面へ配慮は必ずチェックしたい項目です。
注意点
ツールの導入がゴールではない
DXツールを導入してもすぐに成果が出るわけではありません。
導入したツールをどのように使いこなし、ビジネスに活かすかが重要です。
導入前に目的達成のためのプロセスをしっかり計画し、運用することで、目指した成果が得られます。
社内サポートはしっかりと
導入直後は特に社内サポートが重要です。
必要に応じて社内説明会を開いたり、問合せ担当を任命するなど、浸透のための工夫をすると効果的に浸透します。
使いこなせる人材を育成することが、DX成功の秘訣です。
まとめ
DXツールには、中小企業向けの手ごろで便利なツールが数多く存在します。
目標をしっかり定め、導入計画を練ることで、ミスなくスムーズなツール導入が可能です。
弊社で開発している社内SNS「日報革命」もそんな中小企業向けツールのひとつです。
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