「営業のノウハウを共有したい」ノウハウ共有を成功させるコツを徹底解説
営業成績のバラつきに悩む経営者は多いです。
なぜ、従業員間で成績に大きな差がついてしまうのか。原因は優秀な人とそうでない人の間で情報の格差が生まれているからかもしれません。
ここでは、社内の情報格差を是正し誰もが安定的な成績を叩きだす秘訣「ノウハウ共有」を解説します。
- 1 営業ノウハウとは
- 2 営業ノウハウを共有するメリット
- 2-1 大幅な契約増・売上増
- 2-2 ノウハウの育成
- 2-3 社員教育の効率化
- 3 営業ノウハウを共有されない原因
- 3-1 コンペティティブな環境
- 3-2 プラットフォームの不備
- 3-3 時間やリソースの不足
- 3-4 認識不足
- 4 ノウハウ共有を成功させるコツ
- 4-1 インセンティブの提供
- 4-2 プラットフォームの確保
- 4-3 気軽に質問できる環境
- 5 まとめ
営業ノウハウとは
営業ノウハウは、営業を成功に導くマニュアル的存在です。
内容は専門的知識やテクニックから独自の経験則に至るまで多種多様。セールストークやクロージングなど基本的なものから、
顧客の性質に着目した独自の提案方法など他では得られない貴重な情報で構成されています。
優秀な従業員ほど自己流のノウハウを蓄積しています。
「あいつはいつも決まったやり方で契約している」と揶揄する人もいますが、
決まったやり方で契約を取れるということは、優秀なノウハウを持っているということ。
共有により「決まったやり方(≒高確率で契約が取れる)」を全従業員が習得できれば、大幅な成績向上を期待できます。
営業ノウハウを共有するメリット
ノウハウ共有のメリットは多彩です。
大幅な契約増・売上増
優秀な営業ノウハウの共有は大幅な契約増・売上増への可能性です。
ノウハウ共有はシンプルに捉えると「全員がエリート社員になった状態」を目指す行為です。
実際にそこまで都合よく運ぶケースはまれですが、ノウハウ共有により大幅に売り上げを増やした企業は多くあります。
ノウハウの育成
ノウハウは共有・実践を繰り返すことで更にブラッシュアップされます。
「イメージが浮かばない…」という方はWikiペディアと個人運営の情報サイトを想像してください。
一人ひとりの知識や経験は不足しても、多くの人が触れることで、より高品質な情報源に成長するのがWikiペディアの特長です。
社員教育の効率化
新入社員の育成には相当の時間やリソースが必要です。
営業ノウハウの共有はこうした負担を大幅に軽減する働きを持っています。
先人の技術や経験則を学ぶことで最短コースを駆け抜け、戦力として活躍できる。
企業にとっても新入社員にとってもメリットです。
営業ノウハウを共有されない原因
営業ノウハウが共有されない理由はいくつか考えられます。
コンペティティブな環境
コンペティティブ、つまり競争の激しい環境はノウハウ共有を阻害します。
従業員の立場になると当然ですよね。営業成績は各人の評価に直結するため、ノウハウ共有でライバルを増やすような行為を控える人は多いでしょう。
プラットフォームの不備
効率的な情報共有には社内SNSなどのプラットフォームが必要です。
口頭や紙媒体で伝える情報には限度があります。口頭は手間も時間もかかるうえに伝える人数に限りがあります。
紙媒体では時間や場所に制限があり、流出のリスクも生じます。
時間やリソースの不足
優秀な営業スタッフほど時間的余裕がありません。
営業は優秀であるほど案件数が多いため、ノウハウを共有するための時間やリソースを確保するのが困難となってしまうからです。
認識不足
経営層がノウハウ共有の重要性を認識していない場合、当然共有は進みません。
ノウハウ共有を成功させるコツ
ノウハウ共有を奨励するにはいくつかの施策が有効です。
インセンティブの提供
そもそもエリート従業員にとってノウハウ共有はマイナスにもなりかねない危険行為。
無報酬で共有しようという人が限られてしまうのは自然です。
会社が取り得る対策は評価体制の構築です。
つまり、営業ノウハウの提供にインセンティブを付与することで、共有を後押しします。
共有が評価につながるとなれば、従業員も情報提供を惜しみません。
プラットフォームの確保
せっかく共有したノウハウも適した環境がないと浸透しません。
社内SNSやチャットツールなどのコミュニケーションツールが推奨されます。
時間や場所に捉われず、いつでも共有できる環境は全従業員にとってメリットです。
気軽に質問できる環境
ノウハウは閲覧だけでは不十分です。
せっかく作成者がいるのですから、気軽に質問できる環境があるとより高い効果を期待できます。
社内SNSを採用するなら、リアルタイム性や感情表現機能、カジュアル性なども重視し、好ましいものを選択すると良いでしょう。
また、データベース機能も重要です。社内SNSのなかには投稿内容を自動でデータベース化し、容易に検索や閲覧できる製品もあります。
その場限りの共有ではなく社内知化するための施策です。
まとめ
弊社開発の日報革命は「情報を資産に」をテーマに生まれた社内SNSです。
情報共有やビデオ通話、ファイル添付などビジネスシーン必須の機能に、肩肘張らないアンフォーマルなスタイルを両立。
時間や場所に捉われない自由度に加えて、投稿内容の自動データベース化、検索抽出などの便利機能も搭載。営業ノウハウはもちろん、あらゆるノウハウ作成に役立ちます。
日報革命は現在、完全日本語サポートで無料試用にも対応中。中小企業の導入実績も豊富にアリ。24時間いつでも対応。お気軽にご相談ください。