社員の離職率が高い!社員を定着させる方法と離職率の低い企業の実例!

社員の離職率が高い!社員を定着させる方法と離職率の低い企業の実例!

インフレが加速する現在、中小企業を取り巻く環境は増々厳しいものになっています。

特に優秀な人材の離職対策に気を揉む企業は多いです。離職率の抑制は賃上げや待遇改善が有効ですが、企業体力の乏しい中小企業にとっては難しく、これまで以上の課題と化しています。

そこで、ここでは「賃上げ以外で離職を抑制する方法」を紹介します。

離職率とは

離職率とは、全従業員に対して一定期間のうちに離職した人数を指す割合です。

 

通常は1年単位で求めますが、若手の離職率を求める場合などにおいて、3年や5年で算出するケースもしばしばあります。

 

計算式は次の通りです。

 

離職率(%) = 一定期間内の離職者数/1月1日時点の常用従業員数 × 100

良く挙げられる離職理由とは

離職理由を知るには厚生労働省が実施している「雇用動向調査」が有用です。

 

この調査によると、離職理由は多い順に

 

1 職場の人間関係が好ましくなかった

2 勤務時間・休日等の労働条件が悪かった

3 給料が少なかった

 

の3点が挙がってます。

 

ほかに「会社の将来性が不安」、「仕事への興味がなくなった」なども離職理由として挙げられています。

離職率を下げる方法

離職率を下げるには離職に至る理由を取り除くことが最も重要なポイントです。

 

特に職場の人間関係や労働条件は工夫による改善の余地がおおいにあります。

 

ここからは、離職率低下に役立つ方法を紹介します。

社内のコミュニケーションを円滑にし、風通しを良くする。

人間関係の改善はコミュニケーションの取り方が重要です。

 

特に現代社会は価値観が多様を極めています。飲み会が大好きだという人もいれば、

プライベートを優先したい人もいるため、会社として相互に尊重し合える環境づくりは欠かせません。

 

具体的な解決策の一例に社内SNSが挙げられます。

 

時間や場所に捉われず、気楽にやりとりできるため、異なる価値観を持つ人同士でも

円滑にコミュニケーションを取り合えます。

業務効率化で労働条件を改善する

労働条件は人間関係に次いで多い離職理由です。

 

特に若手人材はワークライフバランスを重視するため、いくら賃金が高くとも、

余暇を確保できない仕事を忌避します。

可能であれば、業務効率化によりムダな時間外労働を削減し、

労働条件の改善を目指すと良いでしょう。

 

一例として、日報のクラウド化が挙げられます。

 

紙媒体の日報はオフィスで書かなければならず、時間外労働の温床となりがちです。

しかし、クラウド化された日報であれば、出先からの帰りなど移動中にも書けるうえ、

瞬時に共有もできるため、ムダな労働時間を削減に繋がります。

定期的に社内のストレスチェックを行う。

残念ながら「人間関係を改善」には限界があります。

 

企業の本質は営利です。能力や資質、自己改善の乏しさなどから周囲の期待に沿えない場合、

当人にとって厳しい環境と化すのは、ある意味で自然の流れと言えるでしょう。

 

とはいえ、これを放置するような行いは、企業として正しい判断ではありません。

 

定期的なストレスチェックを実施するなど、安全配慮は有効です。

 

精神的な健康状態が万全であれば、業務に対するパフォーマンスも向上するため、

結果的に離職率の低下を期待できます。

離職率が低い会社の実例

離職率は大企業であればあるほど低くなります。

 

しかし、中小企業だからと離職率を諦める必要はありません。

ここからは、中小企業でありながら離職対策に成功した事例を紹介していきます。

非効率的なOJTを徹底排除!教育体制を一新

食品加工会社K社では、新人離職率が50%に達する事態に直面していました。

 

原因のひとつは非効率的なOJTです。同社では「見て覚えろ」、「耳をダンボに」というような職人気質な教育が蔓延しており、これが新人のコミュニケーション不足、スキル不足を呼んでいました。

 

そこでK社は伝統的な教育体制を一新しマンツーマン制に切り替えました。

新人-先輩という基礎的なコミュニケーション部分を強化し、新人が業務遂行に必要な知識とスキルを習得できる環境づくりに踏み切りました。

 

また、個人的な指導で補えない部分は組織内で共有するなどコミュニケーションを活性化。

結果的に離職率を50%から1桁台に抑制に成功しています。

 

コミュニケーションの円滑化で離職率を1桁台に

人材サービス業のB社でも新人離職率20%という課題を抱えていました。

 

原因は制度の形骸化です。人材会社ということもあり、B社では様々な時短勤務制度を取り入れていましたが、導入から時間が経過し、形だけの制度と化していたのです。

 

そこでB社は、コミュニケーションの円滑化に解決策を求めました。

 

上下横全方位に感謝を伝えるシステムや定期的な個別面談、幹部に意見もできる日報システムなど画期的なコミュニケーションシステムを導入。

ワークバランスを求める声も上に届き、離職率を1桁台にまで抑制することに成功しました。

アプリで業務負担を未然に検出!離職率の抑制へ

弊社では「日報革命」に従業員のストレス管理を任せています。

 

実は日報革命、メンバー個人単位の投稿状態を日・週・月次別にレポートする管理機能がついています。

投稿頻度が極端に減少などによりアラートが生じますが、弊社では必要に応じて上司やマネジャーが素早くケアしています。

 

労働条件の悪化は離職の主要な原因です。日報革命は業務過多やこれに伴うモチベーションの低下兆候を未然に検知し、離職を防止する役割としても機能します。

 

離職率抑制に最適!「日報革命」

弊社開発の日報革命も離職率の抑制に最適なツールのひとつです。

 

SNS感覚で気軽に使えるインターフェースに加えて、スタンプ機能やサンクス機能、いいね機能など多彩な機能が、

360度全方位のコミュニケーションを円滑化。日々の気軽なやり取りから情報共有に至るまで、あらゆる情報の質・量を高めます。

 

また、統計機能やデータベース機能、感情分析機能など便利な管理機能を備えているため、

社内SNSにありがちな、投稿の寡占化や運営方針の逸脱対策も簡単です。

 

完全日本語サポートで多くの導入実績も備えています。いまなら無料試用や導入セミナーも開催中。

興味を持っていただけましたら、ぜひお気軽にお申込み下さい。

最新の導入事例